国土交通省関東運輸局は28日、伊豆諸島への旅客船を運航する「東海汽船」(東京)に対し、海上運送法に基づく安全確保命令と安全統括管理者・運航管理者の解任命令を出した。立ち入り検査の結果、酒気帯び状態での船上勤務やアルコール検査体制の形骸化などが確認されたとしている。船の運航は続けられる。
運輸局によると、船長らは1月1日の旅客運送中に飲酒した後に当直勤務。4月にはアルコール検査を別人が代わって受けていた。運輸局の通報窓口に連絡があり、1月以降に検査を実施。今月、処分案について同社関係者に意見を聞く聴聞を行った。9月28日までに是正措置の報告を求めた。




