【キーウ共同】ウクライナのデータセンターなど通信インフラを標的としたロシア軍の攻撃が増加している。27日には首都キーウのデータセンターが2度攻撃されたほか、携帯通信大手の本社も無人機攻撃を受けて損傷した。ウクライナ側は、インターネットや通信を遮断することで市民生活に打撃を与えるロシアの狙いがあるとみて警戒を強めている。
通信インフラへの攻撃は今月下旬になって特に目立ち始めた。ウクライナメディアなどによると、23日には通信関連の施設が被害を受け、キーウと周辺の約10万世帯でネット接続に障害が発生。24日以降も通信、データ関連施設が相次いで攻撃されている。
ゼレンスキー大統領は26日、ロシアが通信インフラを標的とした作戦を展開していると指摘。「ウクライナ人をネットやデジタルサービスから切り離すことが目的だ」と非難した。政府はデータセンターなど重要施設の防護を強化する方針だ。
ロシアはこれまでウクライナのエネルギー関連施設のほか、鉄道や港湾など交通、物流インフラも繰り返し攻撃してきた。





