千葉県・印旛沼の堤防が決壊し冠水した民家などの周辺地域=24日
 台風25号の影響による大雨で土砂が崩れた千葉県長柄町=22日

 台風25号による記録的な大雨から28日で1週間。千葉県で8人、神奈川県で5人の計13人の死亡が確認され、千葉県で2人が行方不明になっている。堤防が決壊した千葉県北部の印旛沼では台風26号の接近に備え復旧作業が進む。各地で発生した土砂崩れでJR内房線は一部区間で再開まで3カ月かかる見通しだ。千葉県の4千世帯以上で停電が続き、影響が長期化している。

 死者のほとんどが土砂崩れに巻き込まれた。両県の重傷者は3人で、31人が軽傷を負った。

 印旛沼は堤防2カ所が最大幅約100メートルにわたって決壊。少なくとも約5平方キロにあふれ、住宅地や田んぼが冠水した。

 停電が続いているのは、倒木や土砂崩れで設備がある所まで到達するのが難しい地域で、千葉県市原市で多くなっている。一部地域では断水も続く。

 JR東日本千葉事業本部によると、内房線は市原市の姉ケ崎駅と千葉県木更津市の木更津駅の間で大規模な土砂崩れが5カ所で発生。復旧までに少なくとも3カ月かかる見通しで、1日当たり約5万4千人に影響が出ている。