【ソウル共同】ロシアに派遣されてウクライナの捕虜となった北朝鮮兵士2人の韓国移送をウクライナ政府が公表したことに、韓国政府が猛反発している。韓国側は事前に非公表とすることで合意していたと主張。ウクライナ側が合意の存在を否定したのは「虚偽だ」として謝罪を要求するなど態度を硬化させ、両国間の溝が深まっている。
移送を巡っては北朝鮮の反発が予想され、韓国内では「北朝鮮の顔色を過度にうかがって非公表としたのではないか」との批判が出ていた。国内事情も今回の強硬対応の一因とみられる。
移送は、ゼレンスキー大統領が米ニューヨークでの国連総会一般討論演説で23日に明らかにした。韓国メディアによると、既に韓国に入り、情報機関、国家情報院の保護を受けているという。
一方、李在明大統領は24日「非公表の合意に反して公開したウクライナ側にどんな事情があったのかは分からないが、非常に残念だ」とX(旧ツイッター)に投稿。ウクライナ側を批判した。
北朝鮮は28日現在、移送に関して反応を示していない。




