大阪府の吉村洋文知事は14日、大阪・関西万博の海外館工事の費用未払い問題について、府による立て替えなどの救済は「非常に難しい」との認識を改めて示した。日本国際博覧会協会(万博協会)による支払いも法的根拠がないとした。一方、アンゴラ館工事を巡る同国政府側の肩代わりに関しては「いいことだ」と歓迎した。

 複数の海外館工事で、下請け業者が発注元の業者から一部費用が支払われないとして万博協会などに救済を求めている。アンゴラ館では、同国政府側が下請け業者に未払い金の約4割に当たる約1700万円を補填したことが業者への取材で判明した。