共産党は14日に開いた第10回中央委員会総会で、来年1月の党大会に諮る大会決議案と綱領改定案を了承した。決議案には現在の野党情勢を踏まえ「市民と野党の共闘」の文言の記載を見送った。田村智子委員長は終了後の記者会見で、来春の統一地方選の勝利を目標に掲げるとともに「党勢の後退から前進への転換を成し遂げる」と語った。

 決議案は立憲民主、公明両党による中道改革連合の結成、分裂などを念頭に「新しい政党配置」が生じたと指摘。

 綱領改定案は、共産主義の目的を「人間の自由を保障し開花させる」と強調し、将来的な消費税廃止や、排外主義への反対姿勢を明記した。憲法9条堅持の重要性も盛り込んだ。改定されれば、20年以来となる。