岐阜県海津市平田町野寺の道の駅「クレール平田」内に、飲食店「KAIJU CAFE(カイジュウカフェ)」が20日、プレオープンする。市内をはじめ西濃地域の地元食材を使った料理やデザートなどのメニューをそろえる。本格的なオープンは6月11日。
地元産の野生鳥獣肉(ジビエ)や新鮮な野菜加工品のネット販売などを手がける南常(海津市海津町金廻)が運営。「カイジュウ」は、地元食材を煮込んだ「海津汁」をもじって付けた名称で、地元農家などとコラボした商品開発を今後も続ける意欲を込めた。
メニューは、野菜や、卵を産まなくなった鶏の肉などと季節の食材を煮込んだ「カイジュウスープ」や「カイジュウカレー」、自家製パンを使った軽食など。デザートには、海津市の社会福祉法人「楽山(らくざん)・杜(もり)の会」が生産するヨモギや揖斐川町産のほうじ茶などを使用したパフェ、富有柿で作る「柿酢」と旬の果物を使ったドリンクなどがある。
南常の西川崇社長(47)は「出会いを大切に、生産者とコラボして地域貢献したい」と語る。営業時間は午前8時~午後5時。火曜日定休。