長生炭鉱の排気口「ピーヤ」で潜水調査に取りかかるダイバー=2024年7月31日、山口県宇部市

 外務省は23日、日韓両政府が山口県宇部市の海底にある長生炭鉱で見つかった遺骨のDNA型鑑定をそれぞれ実施した結果、身元特定に至らなかったことを確認したと明らかにした。対象となったのは昨年8月と今年2月に回収された遺骨。外務省は日韓関係を未来志向で安定的に発展させていくため「引き続き韓国政府と緊密に協力する」と強調した。

 長生炭鉱では1942年に多数の朝鮮人を含む183人が水没事故で犠牲になった。遺骨の捜索や調査に当たる地元の民間団体が人骨を回収し、遺族らと共にDNA型の照合を求めていた。