東海地区春季選手権に向け闘志を燃やす中京学院大の選手たち=苗木公園

 全日本大学野球選手権(6月6日から7日間・神宮球場ほか)への出場を懸けた東海地区春季選手権が21日、静岡県の草薙球場で行われる。岐阜リーグからは5季ぶり5度目の優勝を果たした中京学院大が出場。皇学館大(三重代表)、静岡大(静岡代表)とのリーグ戦に臨み、3年ぶりの全日本選手権出場を目指す。主将の西尾歩真(中京高出)は「みんなで高め合って良い状態で本番を迎え、まずは全日本選手権出場を決める」と静かに闘志を燃やす。

 どの打順からでも好機をつくることができる安定した打撃が今季の強み。岐阜リーグでは4割4分4厘で首位打者を獲得した3番西尾をはじめ、1番加藤修、4番山下蓮太朗、5番千田勇斗ら主軸の打率は3割を優に超えた。西尾は「単打でつなぐ意識の強さが高打率になった要因」と胸を張る。

 今季13打点で好機での勝負強さが光った山下は「(東海地区選手権は)いつも通り気負うことなくやれば結果はついてくる。チャンスで確実に走者をかえせる打撃をしたい」と力を込める。

 投手陣も防御率0・65の最速153キロ右腕赤塚健利(中京高出)を筆頭に盤石。岐阜リーグでは走者を背負ってもギアを上げ、武器の直球でピンチを切り抜ける場面が多く、開幕から6試合連続完投を成し遂げた。東海地区選手権に向け「カーブやスプリットなどの変化球の切れをどれだけ磨けるか」と意欲をみせ、「ストライク先行で、直球で押せるところは押したい」と地元・静岡での快投を誓う。

 全国の舞台が懸かる大一番だが、西尾は「チーム力を生かしたつなぐ野球でまずは先制点を確実に取る。自分たちらしく、楽しんで野球をやりたい」と気負いはない。山下大志郎監督代行は「超短期決戦なので、先に攻めていきたい。岐阜リーグの戦いができれば良い結果は出せると思う」と自信を示す。

【日程】
①皇学館大-静岡大(前9)
②中京学院大-①の敗者(同11・30)
③中京学院大-①の勝者(後2)