「清酒鑑評会」の表彰式で、表彰状を受け取る新谷酒造の杜氏新谷文子さん(右)=27日午後、広島市

 広島国税局は27日、清酒の出来栄えを評価する清酒鑑評会の表彰式を広島市内で開いた。中国地方5県で造られた187点の中から74点が優等賞に選ばれた。純米酒部門で受賞した新谷酒造(山口市)の杜氏新谷文子さん(48)は「洋食にも合う華やかな香りの清酒に仕上がった」と話した。

 国税局によると、夏の高温の影響で原料米が硬く、うまみが出づらい傾向が続いている。栽培時の水温管理や、米を通常より柔らかく蒸すといった製造の工夫により、味わい深い清酒が数多く出品されたという。

 「出雲富士 大吟醸」で吟醸酒部門の優等賞を受けた富士酒造(島根県出雲市)の杜氏今岡稔晶さん(45)は「水の清らかさを生かしたバランスの良い酒造りが評価されてうれしい」と笑顔を見せた。