大阪地裁の法廷に設置されたパーティションの中からは、すすり泣く声が聞こえた。準強制性交罪に問われた元大阪地検検事正が無罪を主張した27日の第2回公判。被害を訴えている元部下の女性は閉廷後に記者会見し「闘いの幕が開いたと思った」と述べ、判決まで出廷し続けると明らかにした。
今後の公判では女性の証人尋問も予定されている。「被害者の声を被告と裁判官に直接伝えたい。ただただ分かってほしい、それだけ」と語気を強めた。
この日の法廷では、女性が検察官を志してから事件までの経緯などを記した陳述書が読み上げられた。女性は「被害を受けた場面や、夫や子供への思いの部分ではたまらずおえつしてしまった」と振り返った。
同日午前の開廷前には、大阪地裁前で支援者や弁護士ら約40人が「真相解明・厳罰を」などと書かれたプラカードを掲げるアピール行動をした。弁護士らでつくる支援の会は厳罰を求める15万筆超の署名を地裁に提出した。
公判は2年ぶり。女性は「たくさんの人に支えられて今日を迎えられた」と支援者への感謝の言葉を口にした。










