ラッコの「キラ」(左)と「メイ」=三重県鳥羽市の鳥羽水族館(同館提供)

 国内で唯一ラッコを飼育している鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は4日、18歳の雌「キラ」の体調不良を受け、治療に専念させるため展示を中止した。ラッコとしては高齢とされ、運動機能の低下や体重減少がみられるという。同じ水槽で飼育している22歳の雌「メイ」も見ることができない。

 水族館によると、黒いカーテンで来館者から水槽が見えないようにした。水槽のライブ配信も停止した。

 水族館は「職員は全力でケアに当たっている。温かく見守ってほしい」とし、同館への問い合わせなどは控えるよう求めている。

 キラは2008年4月にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)で生まれ、21年3月に鳥羽水族館に移された。