回転する刃に爪を当てて短く整える「電動爪削り」で、高齢者らがけがをする事故が相次いでいるとして、消費者庁と国民生活センターが注意を呼びかけている。回転している刃に指が巻き込まれたり、幼児がなめようとして舌が引き込まれたりしたという。消費者庁は「製品の特徴をしっかりと理解し、正しく使ってほしい」とした。
消費者庁とセンターによると、電動爪削りは回転する刃に爪の先を当て、少しずつ削って短くする製品で、握力が弱く爪切りがうまく使えない高齢者らが主に使用する。2016年度以降、皮膚などを負傷する事故の報告が13件あった。
これらとは別に、保管時の事故も5件あった。3歳の子どもが引き出しから持ち出し、なめようとして舌が刃に巻き込まれるなどの事案があった。
消費者庁とセンターは、電動爪削りで爪を短くするには時間がかかることを理解し、爪や指を強く押し付けないことや、子どもが触れる場所に保管しないことを求めている。刃が食い込んで安全に取り外せない場合は、医療機関などに相談することも重要だとした。







