丁寧に田植えをする早乙女姿の女性ら=恵那市長島町

 飛鳥時代の朝廷に米を献納していたという史実にちなんだ「恵奈の里 次米(すきまい)みのりまつり」の御田植え祭が、岐阜県恵那市長島町の水田で行われた。

 みのりまつりは、史実を再現するイベントで、地元住民でつくる実行委員会が毎年開いている。

 岩村城女太鼓の演奏と、趣味で年に数回コンサートやミュージカルを開いている市職員の市川太一さん(48)の豊作を願う歌声が響く中、早乙女姿の地元女性や長島小学校子ども会の1~6年生らが、マスク姿で苗を手に水を張った田んぼに横一列になり手植えした。恵那農業高校1年の女子生徒(15)は「小学5年生の時から参加している。いろんな年代の人と一緒に田植えができて楽しい」と話した。

 みのりまつりでは9月に収穫の「抜き穂祭」を行い、10月に薬師寺(奈良市)と天武天皇陵(奈良県明日香村)へ米を献納する。