男性から女性に性別を変えて、幅広い分野で活躍するタレントの西原さつきさん(36)が27日、岐阜市則武の岐阜北高校で、生徒約千人を前に、性の多様性と自分らしさとは何かについて講演した。

 男性として生まれた西原さんは、幼少期に男性として生活する自分に違和感を覚えた。その後、女性として生きる決意をし、性別適合手術などを経て性別の変更をした。現在は女性らしく生きたい人の支援を行う「乙女塾」を運営しながら、性的少数者をテーマにする映像作品の指導などを行っている。

 西原さんは「性は多様で、男性や女性の境目はない。大事なのは気持ちだから、自分らしく生きて」と生徒らにメッセージを送った。

 2年の生徒は「LGBTQ(性的少数者)は個性の一つだと分かった。友達が悩んでいたら、味方になって受け入れたい」と振り返った。