市がレクリエーションゾーンとして整備を目指すエリア(土岐市提供)

 岐阜県土岐市は30日、市北部に整備を検討するキャンプ場などの基本計画策定業務の事業者に、アウトドア総合メーカー「スノーピーク」(新潟県三条市)の子会社を選んだ、と発表した。来年度までに設計を終え、2025年度のオープンを目指している。

 市は旧土岐少年自然の家(泉町定林寺)の跡地などの山林約90万平方メートルを泉北部レクリエーションゾーンと位置付け、キャンプ場などの整備を検討している。本年度の当初予算に基本計画の策定費として1100万円を計上していた。

 公募型プロポーザル方式で「スノーピーク地方創生コンサルティング」(新潟県三条市)を選定。参加は1社のみ。本年度中に地元住民や事業者を巻き込んだワークショップやモニタリングキャンプといった実証実験を行い、基本計画を策定する。

 レクリエーションゾーンは、キャンプ場の機能だけでなく、さまざまな屋外活動の新拠点としたい考え。周辺にある道の駅「志野・織部」や市内の観光文化施設への誘客にもつなげていく。

 市地域資源活用推進室の担当者は「全国で七つのキャンプフィールドを運営するスノーピークのノウハウなど力を借りながら、地域活性化の起爆剤となる事業としたい」と話した。