店内にずらりと並ぶ暑さ対策商品=2日午後2時、岐阜市長住町、岐阜ロフト

 13日間という過去最短だった梅雨が6月27日に明け、雑貨店の暑さ対策商品の売り上げが急激に伸びている。岐阜市長住町の岐阜ロフトでは、6月の売上額が前年同月比で2倍になった商品群があるほか、一部の人気商品は売り切れ寸前という。2日も同市内の最高気温は35・7度を記録。今後も厳しい暑さが続くことが予想され、買い物客からは「今年の暑さは尋常じゃない」との声が聞かれた。

 岐阜ロフトは店舗1~3階の各階に暑さ対策商品を並べたコーナーを設置。梅雨明け直前の暑さが増した6月25、26日の土日から急激に売り上げが増えた。冷感スプレーなどの「クールリラックス用品」の6月の売上額は前年同月比2倍、晴雨兼用の傘は1・7倍に急増。担当者は「今年は雨用商品の売れる期間が短く、その分、暑さ対策商品が売れている」と驚く。

 5月から暑さ対策商品を並べており、一部は在庫がなくなりつつある。担当者は「首掛け式の扇風機は、恐らく3日までに売り切れるだろう」と語った。

 山県市から夫婦で買い物に来た60代の女性は、梅雨明け直後から続く猛暑に「尋常じゃない」と一言。夏場の長期化を懸念し「水分、塩分の補給やエアコンを使うなどして乗り切るしかない」と語った。

 6月28日~今月1日の県内は、いずれも10以上の観測地点で猛暑日(35度以上)を記録し、熱中症による救急搬送者が増えている。県保健医療課は「節電を意識しすぎるあまり、健康を害することのないように注意してほしい。エアコンや扇風機を上手に使うなどして熱中症を防いでもらいたい」と呼びかけている。