岐阜県川辺町上川辺にある喫茶店「秋月」の庭で20日、水がめに挿してある木の枝からモリアオガエルの卵塊が二つ見つかった。この水がめで卵塊が見つかったのは2年連続。客の間では「産卵場所として『みずがめの上』が定着したのでは」と話題になっている。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」モリアオガエルは県のレッドデータブックに登録されており、普段は森林に生息する。繁殖期には池などの水面に張り出した木の枝や草に卵を産み、ふ化すると下の水に落ちる。
見つかった二つの卵塊は、ともに直径約20センチで、店の隣の森から出てきたモリアオガエルが産み付けたとみられる。ふ化すれば、オタマジャクシは水がめに張ってある水に落ちる。池とは違い、魚やイモリなどの天敵がいないため、オタマジャクシが食べられてしまう可能性がなく、産卵には案外適している場所だ。
昨年と同じモリアオガエルが産卵した可能性もあり、客の間では「水がめが安全なので気に入ったのではないか」など、さまざまな説が飛び交っている。常連客の佐伯正男さん(71)=同町中川辺=は「昨年とは違うモリアオガエルが産卵したなら、どうやってこの場所の存在が伝わったのだろうか。水がめの卵塊が毎年の風物詩になるとうれしい」と話している。










