具象の美を追求した作品が並ぶ示現会展岐阜展=岐阜市司町、みんなの森ぎふメディアコスモス

 第74回示現会展の岐阜展(示現会、岐阜新聞社 岐阜放送主催)が9日、岐阜市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで開幕した。具象の美を追求しながら独自の表現を試みた、全国巡回と岐阜支部の油彩、水彩画計87点が並ぶ。12日まで。

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 示現会は1947年設立の洋画団体で、岐阜支部は同年に発足。設立メンバーの洋画家、故江崎寛友さんが岐阜市出身だった縁で、設立当初から毎回岐阜展を開いている。昨年はコロナ禍のため本展が中止となり、2年ぶりに開催された。

 同支部からは、山田裕彦支部長(岐阜市)の、山県市の円原川の風景を描いた「秋麗」や、本展佳作賞を受賞した準会員の長谷川節子さん(同)の、岐阜公園の木々の緑が鮮やかな「陽はまた昇る」など28点を出品している。支部独自の江崎寛友賞には会員の坪内堯さん(同)の「秋色急流長良川」と、一般の上野孝男さん(同)の「青雲」が選ばれた。

 風景や静物を色彩豊かに描いた、100号前後の大型作品が来場者を圧倒する。山田支部長は「展覧会を開ける喜びを感じる。多くの人に見てほしい」と話した。