JR高山線の美濃太田駅(岐阜県美濃加茂市太田町)が、12日で開業から100年を迎えた。13日にはJR東海の沿線散策イベント「さわやかウォーキング」が駅発着であり、来年度から高山線を走る新型の特急車両が初公開。シニアや鉄道ファンらが里山ハイクや車両見学を楽しんだ。記者もコースを歩いた。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」美濃太田駅は、高山線が各務ケ原駅から延伸した1921(大正10)年11月12日に開業した。高山線のほか、越美南線(現長良川鉄道)と太多線も延び、中濃のターミナル駅として街の発展や暮らしを支えてきた。
さわやかウォーキングも10月に30周年を迎えた。今回は「みのかも文化の森」を経て「ぎふ清流里山公園」で折り返す約11・5キロのコース。途中、JR東海の美濃太田運輸区で来年度から高山線を走るハイブリッド方式の新型特急車両「HC85系」の試験走行車が一般向けに初めて公開されたほか、美濃太田車両区では現行車両のほか、国鉄時代の特急「ひだ」のヘッドマークなどが展示され、鉄道ファンがカメラに収めようと列を作った。
宿場町の駅らしく、新旧の旅人が描かれた美濃太田運輸区社員デザインの記念ヘッドマークを掲げた臨時特急の到着を見届け、記者もコースへ。大通りを越えると、のどかな里山風景。沿道にはたわわに実った柿の木。民家の軒下には干し柿も。なだらかな丘陵は赤や黄に色づき始めている。
折り返しのぎふ清流里山公園でイノシシ肉の薫製を土産に買い、再び美濃太田駅へ。自然美に迫る本格的な登山よりも、暮らしが見える日帰りの里山ハイクがちょうどいい。駅に着くと、HC85系の試験走行車がこの日の役目を終え、去っていくところだった。
開業100年を迎え、多くの人が集まった美濃太田駅。改札前にはこの100年間を振り返る写真も。松本征毅駅長(53)は「これからも地域の皆さんに愛され、親しまれる駅として安全第一で努力を続けていきたい」と話した。













