■部活の理念引き継げる指導者必要
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」記者 よく言われるのが、指導者の問題。人数や質の確保が担保されるか不安視されている。
D(クラブ)指導者は正直、足りないと思う。教員は毎日子どもと接し、成長段階や顔色を見ている。その感覚は毎日やってないと身につかない。教員で地域移行後も指導を続けたい人は2~3割と言われているが、感覚ではもっといる。教員が兼職兼業でしっかりできることが大事だ。
B(教育委員会)体罰やセクハラなど学校の指導者に関わるブラックな面が世の中で浮き彫りになった。何が問題か明確にして、それをクリアできる指導者を確保することが大切。今、地域にその要素を持った人がいるのかをはっきりさせる必要がある。
C(中学校)部活動の理念をきちんと引き継げる人を育てるべきだ。うまくいかないことや試合に出られないけれどみんなでやっていく価値などを教えていくのが部活。そういった理念を理解してもらえる人にやってもらえると学校側も安心できる。とにかく地域の人を指導者に充てればいいという考え方は違う。
■部活動、保護者に安心感
記者 受け皿や指導者が足りない地域は、いったん保護者の組織が担う可能性がある。ただトラブルが心配。
A(保護者)それは目に見えている。これまでの部活は預ける側も学校の枠で行われていて、保護者にも安心感があった。
C(中学校)保護者は専門家ではないし、教育者でもない。そういう人に、生徒の表情を見て何かあると気付くのは難しい。教員は技術指導はできなくても子どもをサポートするし、琴線に触れる指導ができた。
D(クラブ)教員も部活を通して生徒指導的なことをやってきたはず。なかなか手に負えない生徒でも、部活を一生懸命やっていれば、顧問はその子が道を外れないようにしてきた。部活が学校から離れ、普段の学校生活の中だけで教員が指導するのは相当大変になるのではないか。
■費用の増加、保護者心配
記者 保護者は、地域移行によって費用面の負担が増えないか心配している。
A(保護者)費用面は保護者が一番気にしているところ。地域や親の経済力で、子どもたちが平等に機会を与えられないのはつらい。そんな環境をつくり上げてはいけない。
B(教育委員会)誰もがやれるという部活動の枠組みをそのまま生かすなら、国や県、市町村がしっかり見ていかないと成り立たない。担保するにはどうしてもお金がいる。
C(中学校)試行的に最初はお金を付けて、地域に根付いた後は受益者負担というように、はしごを外すのは絶対にやめてほしい。
D(クラブ)受け入れる側もできるだけ負担は抑えないといけないと思っている。お金が払えない家庭の子が競技をやれないというのはおかしい。そこは国や県に動いてもらい、補助がきちんと出るようにすることが一番。
■子どもは地域の宝
記者 地域移行を前に提言するとしたら。
B(教育委員会)地域全体で慌てず、つくり上げていかないといけない。やれるところからやっていく。隣の地域とも力を合わせながら、やっていかないと成り立たない時代がすぐに来る。学校単位ではなく、地域を大きく捉えてやっていかないといけない。
A(保護者)その通り。地域全体で子どもは宝だという思いで接していってほしい。
D(クラブ)最終目的が何なのか、それは子どものための人材育成だ。それを共通理解にしないとトラブルばかりになる。子どもの未来のためにどう指導していくかが大切だ。













