【準々決勝】帝京大可児が最終回に再登板した中京エース菅沢を打ち崩し、延長十回タイブレークで一挙6点を挙げ、猛追をかわして2年連続のベスト4入りを果たした。

 九回表、渡辺、片岡の連打を足場に1死満塁とし、3打点の3番山本が右犠飛で1点差。美野田の右適時二塁打で追いついた。延長十回表は河尻の左前適時打、片岡の2点二塁打、井本の2点三塁打などで一挙6点を奪った。

 ともに再登板した先発の加藤大和と山田、延長十回で登板した小林が粘り強く投げ、反撃をかわした。

 中京は再三にわたって勝ち越し、2番手の2年桑田も力投。十回裏も5点を奪って1点差まで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。