岐阜県羽島郡笠松町の米野地区。木曽川と新境川の合流点付近の堤防沿いに、戦跡を示す1本の標柱が立っている。慶長5(1600)年、天下分け目の「関ケ原の戦い」約1カ月前、東西両軍が、一帯の木曽川河畔で激闘を繰り広げた。岐阜城を巡る前哨戦「米野の戦い」だ。
東軍は池田輝政や福島正則ら豊臣恩顧の武将が中心の...
岐阜県羽島郡笠松町の米野地区。木曽川と新境川の合流点付近の堤防沿いに、戦跡を示す1本の標柱が立っている。慶長5(1600)年、天下分け目の「関ケ原の戦い」約1カ月前、東西両軍が、一帯の木曽川河畔で激闘を繰り広げた。岐阜城を巡る前哨戦「米野の戦い」だ。
東軍は池田輝政や福島正則ら豊臣恩顧の武将が中心の...