今季限りで引退するJ3・FC岐阜の元日本代表・田中順也(36)が6日、引退会見を行いました。〝TJ〟の愛称で親しまれたストライカーは、14年間のプロ生活を「後悔なく終われることを幸せだと思う」と振り返るとともに、「J1の華やかなところに選手として導けないのであれば、別の形で追い風になれるように頑張りたい」と語りました。今後も岐阜に携わってくれるようです。記者会見で語った一問一答のほぼ全文です。
―今の心境は。
「最後の試合を終え、自分のサッカー人生を振り返って『やり切った』という思いが強い。本当に後悔なく終われることを幸せだと思う」
―引退の理由は。
「岐阜に来て、まずは岐阜を勝たせて、昇格させるためのゴールをたくさん取るという思いでやってきたが、自分の感覚通りに試合でゴールを取ることが年々難しくなった。その感覚のずれや、努力しても自分がゴールを取れないところに憤りを感じた。それが引退する大きな理由」
―引退を決めたタイミングは。
「今年に入って、出場する試合数も、最初の方は使ってもらえなかったというのもあって。今シーズンも筋肉系のけががあって、1シーズン通してけがなく過ごすことがすごく難しくなっていた。『筋力から細胞まで全部を使い果たしたな』という実感がある。今年になって、引退を決断した」
―現役を終える今、何かやりたいことは。
「僕の最大の『趣味』であったサッカーを辞めなくてはいけないので、新しい趣味を見つけないといけない。本当は魚釣りとかをやって過ごしたいけど、家族もいてそうはいかない。サッカーの練習メニューを考えるのが好きなので、自分が考えた練習メニューを次の子どもたちにトライしてみるというのが、今後やりたいこと」
―指導者としての道も選択肢としてあるのか。
「僕は今、B級コーチライセンスを持っているので、指導者の道ももちろん考えている。ありがたいことにメディアへの出演依頼も来ているので、この12月はそういうとこに出演したり、指導者としての道を考えたり、サッカー界に貢献できる道について考えながら過ごしたい」










