小上がりスペースなどを設けリニューアルされた客室=養老町養老公園、滝元館遊季の里

 岐阜県養老町養老公園の旅館「滝元館遊季の里」は、一部客室に畳の小上がりスペースやベッドを設置するなどのリニューアルと、全館のWi-Fi(ワイファイ)環境整備を行った。幅広い世代が利用しやすく、宿泊中に仕事をするテレワークにも対応する狙い。

 今回の改装は観光庁の補助金を活用し、11室中3室をリニューアル。1室は、高齢者が希望することが多いというベッドを設置し、畳の小上がりにすることで落ち着いた雰囲気となっている。テレワークに利用する人が増えたため、USB電源などがあるカウンターも設置した。そのほかの部屋では、客室の露天風呂や、濃尾平野の眺望が楽しめるデッキを改修した。

 同旅館の中村佳守雄社長(41)は「さまざまな過ごし方に対応できる。地域の良さを都市部からの宿泊客に伝え、持続的な観光地としてあり続けられるよう励みたい」と話した。