2026年愛知・名古屋アジア大会の組織委員会は28日、名古屋市内で理事会を開き、クリケットと総合格闘技を追加で実施することが報告された。アジア・オリンピック評議会(OCA)の要請を受けたもので、水泳のオープンウオーター(OWS)は除外となった。

 クリケットの会場については愛知県内で調整中としたが、現時点で県内に施設はない。国際大会の運営実績がある栃木県佐野市での実施も選択肢の一つで、担当者は「施設が所在する自治体などとも調整している」と説明した。総合格闘技は柔術、クラッシュと合わせて「コンバットスポーツ」競技の一つとして行い、全体の競技数は41で変更はない。