大相撲の幕内王鵬の新関脇昇進披露パーティーが29日、東京都内で開かれ、約400人の祝福を受けた。新三役となる新関脇で臨んだ春場所は6勝9敗と負け越し、夏場所(5月11日初日・両国国技館)は西前頭筆頭。元横綱大鵬の孫に当たる25歳のホープは「まだ達成感も何もない。もっと上を目指していかないといけない」と決意を新たにした。
新十両や新入幕の際は新型コロナウイルス禍の影響もあり、自身が主役の祝賀会は今回が初めて。「関脇という地位は、自分にとってまだ夢の途中。これからが本当の勝負だと思っている」と表情を引き締めた。