ゲーム業界の6割が“ゼロから創る力”重視!新時代の即戦力は『創る+育てる』ハイブリッド人材
株式会社Hiraku agent(所在地:東京都品川区、代表取締役:加藤 啓介)は、1.ゲーム業界で働く一般社員/2.ゲーム業界の企業の経営・マネジメント層・人事担当者を対象に、「ゲーム業界が求める人材像」に関する調査を実施しました。
ゲーム業界は日々進化し、多様な技術や表現が求められており、開発現場で働く方々の役割も大きく変化しています。
そのような状況で、「面白いゲームを作りたい」「大ヒット作に関わりたい」といった情熱を持つ一般社員の「理想の働き方」と、現場を支える経営・マネジメント層が求める「人材像」にギャップが生じていることも少なくありません。
実際に、一般社員はどのような働き方を理想とし、経営層はどのような人材を求めているのでしょうか。
そこで今回、株式会社Hiraku agent(https://hiraku-agent.com/)は、1.ゲーム業界で働く一般社員/2.ゲーム業界の企業の経営・マネジメント層・人事担当者を対象に、「ゲーム業界が求める人材像」に関する調査を実施しました。
調査結果の全容は、下記URLよりご覧いただけます。
詳細はこちら
【調査期間】2025年4月9日(水)~2025年4月11日(金)
【調査方法】PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査
【調査人数】1,022人
【調査対象】調査回答時に1.ゲーム業界で働く一般社員/2.ゲーム業界の企業の経営・マネジメント層・人事担当者と回答したモニター
【調査元】株式会社Hiraku agent(https://hiraku-agent.com/)
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
ゲーム業界を選んだ理由や働く上で重視していることについて

はじめに、今回アンケートに回答いただいたゲーム業界で働く一般社員と、ゲーム業界の企業の経営・マネジメント層・人事担当者がゲーム業界を選んだ理由は以下の通りです。
■ゲーム業界を選んだ理由を教えてください(複数回答可)
『子どもの頃からゲームが好きだったから(37.7%)』『クリエイティブな仕事がしたかったから(35.9%)』『自分のアイデアや世界観を形にしたいから(34.5%)』
次に、ゲーム業界で働く上で重視していることを、一般社員と経営・マネジメント層・人事担当者にうかがいました。

一般社員に「ゲーム業界で働く上で重視していること」について尋ねたところ、『新しい技術や表現への挑戦(25.7%)』が最多となり、『チームとの一体感(25.3%)』『安定した働き方や収入(24.9%)』と続きました。
経営・マネジメント層・人事担当者に「ゲーム業界で働く上で重視していること」について尋ねたところ、『ユーザーからの評価や反応(32.7%)』が最も多く、『新しい技術や表現への挑戦(28.4%)』『チームとの一体感(27.4%)』と続きました。
現場社員は「成長」「安心」「仲間」という3軸で仕事を捉えているのに対し、経営層はより「外向き」の視点で“ユーザー評価”を重視している構図が見てとれます。
この差異は、現場が“内部満足”を求めるのに対し、経営が“成果と反応”を重んじていることを反映しています。
両者に共通する項目として、新しい技術への挑戦やチームの一体感が挙がっている点は、革新性と協働性が業界全体にとって不可欠な要素であることを示しています。
実際の業務では「新しいものを生み出す」「既存のものを発展させる」のどちらが多い?

一般社員に、「現在の仕事は『0→1(新しいものを生み出す)』と『1→100(既存のものを発展させる)』のどちらが多いか」について尋ねたところ、『どちらかといえば「0→1」が多い(43.8%)』が最多となり、『どちらも同じくらい(30.7%)』『0→1が多い(7.4%)』と続きました。
さらに経営・マネジメント層・人事担当者に「『0→1』と『1→100』のどちらの力をより重視するか」について尋ねたところ、『どちらかといえば0→1を重視する(41.3%)』が最多となり、『0→1を重視する(20.1%)』『どちらも同じくらい(24.0%)』と続きました。
この2つの結果を統合的に見ると、経営層が求めている能力と、実際に現場社員が多く担っている業務内容には高い整合性があるといえます。
現場が「創り出す仕事」を実際にこなし、経営層もそれを評価し期待しているこの構図は、創出フェーズが業界の競争優位や作品力の根幹であるという共通認識に基づくものでしょう。
経営・マネジメント層・人事担当者に、どちらの力を重視するのか理由をうかがいました。
■「0→1(新しいものを生み出す)」と「1→100(既存のものを発展させる)」どちらを重視する?
【『「0→1(新しいものを生み出す)」を重視する』と回答】
・創造力重視(北海道/50代/男性)
・新しいものを生み出してこそ、消費者は付いてくると思うから(静岡県/50代/女性)
【『どちらかといえば「0→1(新しいものを生み出す)」を重視する』と回答】
・実力社会の技術者勝負なところがあるから(和歌山県/40代/女性)
・ゼロからの発想力がないと既存の発展もできない(大阪府/60代/男性)
【『どちらも同じくらい』と回答】
・それなりの市場効果を演出したいので(埼玉県/50代/男性)
・過去のアイデアが糧となります!(千葉県/40代/女性)
【『どちらかといえば「1→100(既存のものを発展させる)」を重視する』と回答】
・その方が圧倒的に多いため(埼玉県/30代/女性)
・大ヒットを生み出すには0→1が望ましいが、実際の作品として全くの新規は難しいので、既存ベースで発展させていく方が現実的。(東京都/50代/男性)
経営・マネジメント層や人事担当者が「0→1」を重視する理由には、創造力や新しい価値の創出が企業の成長や消費者の支持につながるという考えが見られます。
「どちらかといえば0→1」を重視する層は、技術者社会での競争や、ゼロからの発想力が既存事業の発展にも不可欠である点を挙げています。
一方、「どちらも同じくらい」とする意見は、市場効果や過去のアイデアの蓄積も重視し、バランスの重要性を認識しています。
「1→100」を重視する理由には、現実には既存のものを発展させる業務が多いことや、全く新規の事業創出は難易度が高いため既存ベースの発展が現実的という声が挙がっています。
経営・マネジメント層が「即戦力」だと思う人材は「技術スキルがある人」
ここからは経営・マネジメント層・人事担当者にうかがいます。

「ゲーム業界では、どのような人材が『即戦力』だと思うか」について尋ねたところ、『技術スキルがある(36.6%)』が最多となり、『ゲーム開発や運用の経験(30.7%)』『ユーザー目線の提案ができる(26.6%)』が続きました。
即戦力とされる条件として、技術力や実務経験が重視されている一方、「ユーザー目線の提案」も3位にランクインしており、感性と論理の両立が現場で求められていることがわかります。
単なる作業者ではなく、「体験を設計できる人材」が重宝されている現実が浮き彫りとなりました。
「新人や若手社員に対して求める行動」について尋ねたところ、『新しい視点を持ち込む(38.8%)』『積極的に提案する(35.0%)』『チーム全体の成果を意識する(30.1%)』が上位に挙げられました。
若手には受け身で学ぶこと以上に、考えて動く、提案するといった行動力が強く求められていることがわかります。
これは、若手であっても「価値を出す」ことが期待されている裏返しであり、現場に出てすぐに活躍できる人材の育成が業界全体の課題となっていることを示しています。
今後ゲーム業界で必要とされる人材像とは?

最後に全員に、「今後のゲーム業界で必要とされる人材像」について尋ねたところ、『グローバルな視点や対応能力がある(40.9%)』『異分野知識や経験を活かせる(39.9%)』『マーケティングと開発の両方を理解できる(34.1%)』が上位となりました。
将来のゲーム業界で活躍するには、単一領域に閉じず、複数の視点・経験・知識を統合できる人材が求められていることが明らかになりました。
特にグローバル視点やAIリテラシーを持ち、開発・マーケの両輪で思考できる人材が、次世代の即戦力として期待されています。
まとめ:「創る力」と「育てる力」が共存する時代へ ― ゲーム業界が求める“次の人材像”とは?
今回の調査を通じて、ゲーム業界における人材の“今”と“これから”が多角的に浮き彫りとなりました。
まず注目すべきは、一般社員・経営層の双方が「0→1(新しいものを生み出す)」力を強く評価している点です。
実際の現場では6割以上が創出系の業務に関わっており、経営側も6割超が「0→1志向」を重視していると回答していることから、業界全体で創造性を中核とした価値創出が期待されている構造が明確に読み取れます。
一方で、現場の3割は「0→1」と「1→100(既存のものを発展させる)」の両方を担っていると回答しており、必ずしも企画だけ、運用だけという単一型人材だけが求められているわけではないという現実も同時に存在します。
創ったものを育て、継続的に価値を届けていくフェーズの重要性もまた、業界にとって不可欠な要素です。
創る力と育てる力のハイブリッド型人材が、これからの主流となることは間違いないでしょう。
さらに、即戦力人材の定義としては「技術スキル」「開発経験」に加えて、「ユーザー目線の提案」が上位にランクインしており、論理と感性の両立ができるプレイヤーが評価されている点も象徴的です。
若手への期待においても、「新しい視点」「積極性」といった思考力と行動力が重視されており、年齢や経験年数に関わらず“価値を出す人材”が早期から求められている傾向がうかがえます。
最後に、未来の業界像としては、「グローバル対応力」「異分野の越境力」「マーケ×開発の融合力」など、単一スキルを超えた“複合視点人材”の必要性が鮮明になりました。これは業界が国内市場の枠を超えて世界での競争力を高めるフェーズに入りつつあることを示しており、採用や育成の戦略もより広域的・戦略的な視座が必要となるでしょう。
今後のゲーム業界においては、「何ができるか」だけではなく、「何を創り、どう育て、誰に届けるか」を多面的に考えられる人材が、次世代の牽引役となっていくはずです。
そして企業側には、そうした多層的な力を支え、活かせる環境づくりが、競争力を左右する本質的なテーマとして問われ続けることになるでしょう。
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