聴覚障害者によるデフ陸上の日本選手権最終日は6日、埼玉県の熊谷スポーツ文化公園陸上競技場で行われ、男子200メートルは山田真樹(ぴあ)が22秒03で優勝した。今大会は11月に東京を中心に開催される国際総合大会「デフリンピック」の日本代表の最終選考会を兼ね、昨年の世界選手権3位の山田は日本代表入りへ前進した。
女子800メートルは世界選手権3位で、既に代表入りを確実にしている岡田海緒(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)が2分20秒23で制覇。男子棒高跳びは2022年デフリンピックで金メダルの北谷宏人(東京パワーテクノロジー)が4メートル00で勝った。