プレスリリース配信サービスを手がける「PR TIMES」は7日、サイバー攻撃を受け、最大で約90万件の個人情報が漏えいした可能性があると発表した。発表前のプレスリリース約1700件も流出した恐れがある。「現時点で不正利用などは確認されていない」と説明している。

 利用者のメールアドレスや氏名、所属する企業名などが漏れた恐れがある。銀行口座番号やクレジットカード情報は含まれていないという。

 4月下旬にサーバーへの不正アクセスを確認。経路は既に遮断し、5月7日に警察に被害を申告した。プレスリリース配信などのサービスは正常に稼働している。

 同社は「深くおわび申し上げる。一層の監視体制の強化に努める」とした。