沖縄県・尖閣諸島周辺の領海に、7日に侵入していた中国海警局の船2隻が、8日午後1時10分ごろまでに領海外側の接続水域に出た。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは今年13日目。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、2隻はいずれも機関砲を搭載し、独自の主張をしながら日本漁船1隻に近づこうとしていた。7日午後0時25分過ぎから相次いで領海侵入していた。

 接続水域では、機関砲を搭載した別の中国船も確認された。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは171日連続。