ベネチア・ビエンナーレ国際建築展の国別参加部門で、金獅子賞を受賞したバーレーンの展示関係者ら=10日、イタリア・ベネチア(共同)
 ベネチア・ビエンナーレ国際建築展の国別参加部門で、金獅子賞に選ばれたバーレーンの展示(Andrea Avezz☆(グレーブアクセント付きU小文字)撮影)

 【ベネチア共同】イタリア・ベネチアで2年に1度開かれるベネチア・ビエンナーレ国際建築展の授賞式が10日行われ、国別参加部門の金獅子賞(最高賞)にバーレーンの展示が選ばれた。日本館の受賞はならなかった。

 建築展は同日開幕。国別部門には約60カ国が参加している。

 日本館は、展示の企画を担うキュレーターを建築家の青木淳さん(68)が務め、「中立点 生成AIとの未来」がテーマ。日本館の建築と人との対話をモチーフにした映像作品や、インターネット上で生成人工知能(AI)を用いて制作したテキスト作品を通じ、人間と自然との関係を問い直した。

 今回の総合テーマは「知。自然。人工。集合。」。