12日、バチカンで記者会見する新ローマ教皇レオ14世(ロイター=共同)

 【ローマ共同】新ローマ教皇レオ14世は12日、バチカンのパウロ6世ホールで、教皇選挙(コンクラーベ)を取材した記者らと会見した。「言論と報道の自由」を守る必要があると訴え、不当に拘束された記者らの解放を求めた。

 質疑応答はなかった。

 レオ14世は11日、8日の選出後初となる日曜恒例の祈りの集会をバチカンのサンピエトロ広場で開いた。集まった大勢の信者らを前に、ウクライナでの平和の実現やパレスチナ自治区ガザでの停戦を訴えた。

 10日にはローマ近郊ジェナッツァーノにある聖堂や、ローマの大聖堂にある前教皇フランシスコの墓を訪問。就任式となるミサは18日に開かれる。