日本テレビは12日、バラエティー番組「月曜から夜ふかし」で不適切な編集の街頭インタビューを放送した問題で、再発防止策の実施体制が整ったとして、発覚後やめていた街頭インタビューを再開すると発表した。

 同局によると、インタビュー内容を複数の番組スタッフや担当外の社員がチェックし、適切な編集かどうかを確認。制作モラル向上のための研修を繰り返し行うという。

 番組を巡っては、3月24日の放送回で、中国出身の女性が「あんまり中国にカラスが飛んでるのがいない」と日本語で語った発言を、カラスをよく食べるという文脈で話したかのように意図的に編集し、放送した。