13日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。一時は148円台まで円安が進行した。
午前10時現在は前日比10銭円高ドル安の1ドル=147円81〜82銭。ユーロは14銭円高ユーロ安の1ユーロ=164円11〜18銭。
米国と中国による関税政策を巡る協議の進展を受け、市場では貿易摩擦への懸念が後退した。投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、ドルを買う動きが優勢となった。その後は、安くなった円を買い戻す動きも出て売り買いが交錯した。市場では「関税の下げ幅が予想より大きく、驚きがあった」(外為ブローカー)との声が聞かれた。