全国赤十字大会で有功章を授与される皇后さま=13日午前、東京都渋谷区の明治神宮会館(代表撮影)

 皇后さまは13日、東京都渋谷区の明治神宮会館を訪れ、名誉総裁を務める日本赤十字社の全国赤十字大会に出席された。

 名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さまや常陸宮妃華子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さまも出席した。皇后さまは日赤の活動に尽力した個人や団体の代表計13人に賞状などを手渡した。

 大会では、能登半島地震で医療救護班や災害医療コーディネーターとして活動した日赤愛知医療センター名古屋第2病院救命救急センター長の稲田真治さん(60)と、地域イベントから国際協力まで幅広くボランティア活動に携わる福井県立大野高の印牧弥音さん(18)がそれぞれの取り組みを報告し、皇后さまは熱心に耳を傾けた。