自民党派閥裏金事件を巡り、旧安倍派幹部の下村博文元文部科学相は14日、自身のX(旧ツイッター)で、野党が求める衆院予算委員会への参考人招致に応じる意向を示した。「ぜひ出席し、政治不信を招いた一人として国民の皆さまにおわびと、私の認識している事実を正直に、誠実に申し述べたい」と投稿した。
自民はこれまで招致に反対し、与野党が協議を続けている。下村氏が出席に前向きな姿勢を示したことで、自民幹部は「早ければ16日に予算委を開き、招致を議決する可能性がある」との見方を示した。
下村氏は昨年の衆院選で落選した。