【モスクワ共同】ロシア大統領府は13日、プーチン大統領が11日の記者発表で表明したウクライナとの過去の直接交渉の中断時期について、大統領が発言した「2022年末」は誤りだったとし、「交渉が実際に終了したのは22年春だった」と修正した。共同通信の質問に回答した。プーチン氏は文書を見ながら発言していたが、読み間違えたもようだ。
ロシアとウクライナの交渉参加者によると、直接交渉は対面やオンラインで、ウクライナ侵攻開始から間もない22年3〜4月に行われた。両国は全18条から成る「ウクライナの永世中立と安全保障に関する条約」の文言調整まで進めていたが、最終的に決裂した。