【ワルシャワ共同】東欧ポーランドで18日、ドゥダ大統領の任期満了に伴う大統領選が行われた。トゥスク首相の中道「市民プラットフォーム」のリベラル派、チャスコフスキ・ワルシャワ市長(53)と、愛国主義的な保守野党「法と正義(PiS)」が推す反欧州連合(EU)のナブロツキ氏(42)が競う展開。過半数は得票できず、両氏が6月1日の決選投票に進む公算が大きい。
ポーランドでは政治の実権は首相にあるが、大統領が法案の拒否権を持つ。
世論調査ではチャスコフスキ氏が約32%、ナブロツキ氏が約26%。13人が立候補し、決選投票では接戦も予想される。
大統領の任期は5年。ドゥダ氏は2期務めた。