東京都あきる野市の元住職宅に押し入り、住人夫婦をバールで殴るなどして現金を奪ったとして、強盗致傷などの罪に問われた白井武宏被告(20)と佐藤駿空被告(19)は19日、東京地裁立川支部(北村和裁判長)で開かれた初公判でいずれも起訴内容を認めた。

 2人は犯行時いずれも18歳で、改正少年法で起訴後に実名報道が可能な「特定少年」に当たる。起訴状などによると昨年2月、別の男と共謀し、あきる野市の元住職宅に侵入。80代の元住職の頭をバールで殴って骨折させたほか、70代の妻にも暴行を加え、現金5万円を奪ったとしている。