大の里(上)が押し倒しで一山本を下す=両国国技館

 大相撲夏場所10日目(20日・両国国技館)横綱昇進を狙う大関大の里は一山本を力強く押し倒し、ただ一人の全勝を守った。1敗がいなくなり、後続と2差に広がった。横綱豊昇龍は宇良を送り出して勝ち越し。2敗は豊昇龍、小結若隆景、平幕の伯桜鵬、安青錦となった。

 大関琴桜は関脇霧島に寄り切られて4敗。霧島は7勝目を挙げた。関脇大栄翔は伯桜鵬を突き出し、7勝3敗とした。若隆景は安青錦を肩透かしで下して勝ち越し。小結高安は負け越した。十両は草野が1敗で単独首位を守った。