ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅続落し、前日比816・80ドル安の4万1860・44ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇が嫌気され、売り注文が膨らんだ。前日終値からの下げ幅は一時900ドルに迫り、ほぼ全面安の展開となった。

 トランプ米政権が進める所得税減税の恒久化などに伴い、米国の財政がさらに悪化するとの懸念が拡大。金利上昇が投資家心理を冷やした。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、270・07ポイント安の1万8872・64。