【キーウ共同】ウクライナ情報機関の保安局(SBU)は3日、ロシアが2014年に併合したクリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋で、水中にある橋の基礎部分を爆破したと発表した。橋は通行止めとなった。
SBUは、橋が「緊急事態にある」と主張する一方、民間人に死傷者はなかったとしている。通信アプリ「テレグラム」で爆破の様子とみられる映像を公開した。
SBUは、半島がウクライナの領土であり、橋も「違法施設」だと指摘。ロシアが部隊への補給路としているため標的にしたと表明した。橋への攻撃は22年10月、23年7月に続き3回目。