【ワシントン共同】ロイター通信は22日、トランプ米大統領が南アフリカのラマポーザ大統領にホワイトハウスで南アの白人迫害の「証拠」として見せた映像のスクリーンショットについて、ロイターがコンゴ(旧ザイール)で撮影し、2月に公開した映像だったと報じた。米政権が真偽未確認の情報を使用した可能性がある。

 両氏は21日、ホワイトハウスで会談した。トランプ氏は印刷された写真付きの記事を示し「埋葬されているのは全て白人農場主たちだ」と主張した。ロイターによると、写真はコンゴの都市ゴマで人道支援関係者が遺体袋を運ぶ様子の動画から切り取られたものだった。