東京・台場のフジテレビ

 フジテレビの第三者委員会が、調査報告書で記した元タレント中居正広氏の「性暴力」の事実認定は適切だったと22日に見解を示したことに対し、中居氏の代理人弁護士は23日「(中居氏側の)釈明要求に全く答えておらず、到底承服しかねる」との文書を発表した。

 中居氏側は12日、書面で「性暴力」の認定に反論。第三者委に釈明と証拠の開示を求めていたが、第三者委は22日に発表した文書で「委員会の独立性を損なう」として、証拠を非開示とした。

 23日の文書で中居氏側は、改めて中居氏のヒアリング音声を本人に開示するよう要求した。