ドクターイエロー「T4」の模型の一部(日本車輌製造提供)

 JR東海と、子会社で鉄道車両メーカーの日本車両製造が、1月に引退した東海道・山陽新幹線の点検車両、ドクターイエロー「T4」の精巧な模型を製作するため、支援を募るクラウドファンディングを実施している。支援者には45分の1スケールの模型を送る。公式ショッピングサイト「JR東海MARKET」で29日まで受け付ける。

 模型と、日本車両の社名入りで車外に掲示していた金属プレートのレプリカとの「通常セット」は、送料込みで23万9千円。発送は2026年春ごろを予定している。

 T4の7号車がモデルで、全長は約607ミリ。黄色い外観だけでなく、実際の装置など車内の細部まで再現した。