IBFフェザー級世界戦の前日計量をクリアし、ポーズをとる亀田和毅=23日、大阪市内

 ボクシングのダブル世界戦の前日計量が23日、大阪市内で行われ、国際ボクシング連盟(IBF)フェザー級1位で世界3階級制覇の懸かる亀田和毅、IBFミニマム級の王座奪還を狙う重岡銀次朗ら4選手全員が1回でパスした。

 約6年ぶりの世界戦となる亀田、初防衛戦の王者アンジェロ・レオ(米国)はともにリミットより100グラム軽い57・0キロでクリア。亀田は「どれだけ通用するか楽しみ。悔いのないようにやるだけ」と話した。

 ペドロ・タドゥラン(フィリピン)と再戦する重岡銀はリミットの47・6キロ。昨年7月に9回TKO負けで王座を明け渡しており「全てを出し切って、しっかり勝ちたい」と話した。