23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比27銭円安ドル高の1ドル=143円31〜32銭。ユーロは56銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円50〜54銭。

 米国の堅調な経済指標などを支えにドルを買って円を売る動きが優勢だった。米国で減税を盛り込んだ法案が下院を通過したことを受け、財政悪化への懸念から円を買う動きもあった。

 市場では「3回目の日米関税交渉の内容を確認したいとの様子見姿勢も目立った」(外為ブローカー)との声があった。