「全国道の駅駅長サミット」が23日、東京都内を会場にオンライン併用で開かれ、各地の駅長や自治体関係者が、道の駅を地域活性化に役立てていくとの考えで一致した。道の駅の農産品売り上げデータを地域の農家と共有し、計画的な生産につなげる千葉県内での構想も紹介された。
パネリストとして登壇した北海道留萌市の道の駅「るもい」の佐藤太紀駅長は、JR留萌駅跡地の施設を拡張し、アウトドア愛好家らを呼び込む計画を披露。「町の価値を高め、地域と共に成長する道の駅を目指す」と語った。
サミットは自治体などでつくる全国道の駅連絡会が主催した。国土交通省は全国1230カ所を「道の駅」として登録している。