日本体操協会は23日、新体操の日本代表選手が村田由香里強化本部長から威圧的な指導を受けたと被害を訴えた問題で、村田氏が「強化現場で起きた全てのことは、統括する立場にある私の責任であると重く受けております」と謝罪する談話を発表した。
一方で「選手一人一人と真摯に向き合い、耳を傾けながら、選手たちが安心して力を発揮できる環境を求め、信頼回復に努めてまいります」とし、今後も強化本部長に留任する考えを示した。
主将の鈴木歩佳は「私たちの目標は、まずは8月の世界選手権においてメダルを獲得すること。新たな体制の下、達成できるよう取り組んでいきたい」とコメントした。